ガスプロム取締役も断念 プーチン氏と親密―元独首相

東京, 5月25日, /AJMEDIA/

ドイツのシュレーダー元首相は24日、ロシア国営天然ガス独占会社ガスプロムの取締役就任を断念したと表明した。ビジネス向けインターネット交流サイト(SNS)、リンクトインへの投稿で明らかにした。
 シュレーダー氏は「就任の断念は以前から決めていた」と主張した。ガスプロムはロシアのウクライナ侵攻が始まる前の2月、同氏を取締役候補に選定。6月末の株主総会で就任が決まるはずだった。ロシア国営石油会社ロスネフチも20日、同氏の取締役退任を発表している。
 シュレーダー氏はロシアのプーチン大統領と親しく、多くのロシアのエネルギー企業役員を務めており、ウクライナ侵攻後は批判が集中。同じ社会民主党(SPD)所属のショルツ首相から役員辞任を求められていたほか、議会内の事務所を使用する権利も剥奪されていた。

Follow us on social

Facebook Twitter Youtube

Related Posts