カザフに対ロ協調呼び掛け 林外相

東京, 4月30日, /AJMEDIA

 林芳正外相は29日、カザフスタンの首都ヌルスルタンを訪れ、トレウベルディ外相と会談した。ロシアが軍事侵攻を続けるウクライナ情勢をめぐり、林氏は「国際秩序の根幹を揺るがす深刻な事態だ。国際社会が足並みをそろえて対処する必要がある」と強調。トレウベルディ氏は、平和的解決に向け外交努力を行う用意があると述べた。
 カザフは旧ソ連構成国でロシアとの結び付きが強い。両氏はまた、アフガニスタンの安定化に向けた取り組みや、核・ミサイル開発を加速させる北朝鮮への対応で連携していくことを確認した。
 林氏はこの後、ウズベキスタンを訪れ、首都タシケントでミルジヨエフ大統領と会談。大統領は日本の国連安全保障理事会常任理事国入りを支持すると述べた。

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