ウクライナ軍、破壊した民家に隠れるロシア兵に小型ドローンで爆弾投下・誘き出したところにミサイル攻撃

東京, 1月20日, /AJMEDIA/

2022年2月にロシア軍がウクライナに侵攻。ロシア軍によるウクライナへの攻撃やウクライナ軍によるロシア軍侵攻阻止のために、攻撃用の軍事ドローンが多く活用されている。また民生用ドローンも監視・偵察のために両軍によって多く使用されている。

ウクライナ紛争ではドローンによる上空からの攻撃をウクライナ軍、ロシア軍ともに頻繁に行っている。ウクライナ軍は小型の民生品ドローンやウクライナ軍が開発した攻撃ドローン「R18」などから爆弾を投下して地上のロシア軍の戦車などを攻撃して破壊している。ドローンで撮影した動画もよく公開している。

ロシア軍はイラン製軍事ドローンを用いてウクライナの首都キーウなど全土に奇襲している。だがウクライナ軍もウクライナにいるロシア兵に対して徹底的に小型民生品ドローンを用いて攻撃を行っている。ウクライナ軍ではここ数か月間ほど、小型の民生品ドローンやウクライナ軍が開発した攻撃ドローン「R18」などから爆弾を投下して地上のロシア軍の戦車などを攻撃して破壊している。ドローンで撮影した動画もよく公開している。

2023年1月13日にはロシア国防省は、ウクライナ東部ドネツク州のバフムト近郊の町ソレダルを掌握したと発表していた。そんななか、ウクライナ軍はバフムトでのロシア軍との戦いで、破壊された民家に隠れたロシア兵をドローンで探知すると、小型の民生品ドローンで爆弾を投下。民家の外で爆破して、ロシア兵が民家から出てきたところを、離れた場所からウクライナ軍の砲兵がミサイルでロシア兵が逃げ出してきた民家を攻撃して爆破していた。上空から別のドローンが撮影していた動画をアゼルバイジャンのメディアKanal13が報じている。

小型民生品ドローンは搭載できる爆弾や手榴弾の量には限りがあるが、上空から投下するので兵士に命中したら殺傷力はある。だが完全な破壊と殺傷は難しいことが多い。だが、このように最初に小型民生品ドローンで爆弾や手りゅう弾を落下させて爆発させて、ロシア兵を隠れた民家から誘き(おびき)出すことはできる。そして民家から出てきたところを砲兵がミサイルでいっきに攻撃して破壊することができる。

小型民生品ドローンによる監視・偵察と爆弾落下によるロシア兵の誘き出し、ミサイル攻撃を効果的に組み合わせて攻撃している。そして、上空のドローンを察知したらすぐに破壊したり機能停止したりしないと、このように敵陣をめがけてミサイルを撃ち込んできたりする。

▼【刺激的な映像のため閲覧注意】

小型民生品ドローンで爆弾を投下して民家に隠れたロシア兵を誘き出してから砲兵がミサイルで攻撃(アゼルバイジャンのメディアKanal13)

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