ウクライナ大統領、占領地奪還へ決意 「大量殺害」とロシア糾弾

東京, 5月22日, /AJMEDIA/

 ウクライナのゼレンスキー大統領は21日、広島市内で記者会見し、ロシアが一方的に併合を宣言したウクライナ東・南部を含む占領地の奪還が「夢だ」と述べ、勝利への決意を強調した。その上で、ウクライナが破滅戦争の中心地であるとして、ロシアはウクライナ人に対するジェノサイド(大量殺害)に手を染めていると糾弾した。
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 ゼレンスキー氏は会見で、ロシアが「ウクライナ人を支配下に置くだけでなく、ウクライナ人の存在そのものを望んでいない」と批判。「ロシアが世界で最後の戦争国家になるように」と国際社会による圧力強化を訴えた。
 また、ウクライナでの平和の実現によって「戦争を始めることはいけないと分かり、将来の攻撃国家を止めることになる」と指摘。中国が台湾への軍事的威圧を強めている現状などを踏まえ、ロシアを敗北に追い込めば、他の地域で将来戦争が起きる事態を阻止できるとの見方を示した。

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