ウクライナに自衛隊車両100台 岸田首相、ゼレンスキー氏へ伝達

東京, 5月22日, /AJMEDIA/

 岸田文雄首相は21日、広島市内でウクライナのゼレンスキー大統領と会談し、「ロシアの核の威嚇、使用はあってはならない」と表明、ウクライナとの連携に決意を示した。自衛隊のトラックなど車両約100台や非常用糧食約3万食分を新たに提供する方針を伝え、「多面的な支援を積極的に進めたい」と語った。
G7広島サミットに無反応、新興国注視 戦闘機供与の影響見極め―ロシア

 会談は約50分行われた。大統領は今回の広島訪問について「核兵器のもたらす被害の甚大さや、戦争は許されないことを再認識した」と語った。
 首相は先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)で「法の支配に基づく国際秩序の重要性」を確認したことを紹介。大統領は「ウクライナの領土の一体性と国民への支持を表明してもらい、一生忘れることはない」と謝意を伝えた。
 互いに「ウォロディミル」「フミオ」とファーストネームで呼び合う場面もあった。

Follow us on social

Facebook Twitter Youtube

Related Posts