イプシロン6号機の打ち上げ失敗 原因は配管がふさがったためか

東京, 2月4日, /AJMEDIA/

日本の小型ロケット「イプシロン」6号機の打ち上げ失敗について、JAXA=宇宙航空研究開発機構は、ロケットの向きを制御する装置に燃料を送り込む配管がふさがったため、十分に作動しなかった可能性が高いとみて、さらに調べることにしています。

去年10月のイプシロン6号機の打ち上げ失敗についてJAXAは、ロケットの向きを制御する「第2段ガスジェット装置」が十分に作動しなかったことから、ガスの元になる燃料が通る配管の弁が十分開かなかったか、配管がふさがったかのどちらかが原因だとして、調査を続けています。

3日の文部科学省の有識者会議で、JAXAは、模擬の装置を使うなどして検証した結果、配管につながる燃料タンクの内部にある、半球状のゴム製の膜が配管をふさいだ可能性が高いと説明。

さらに検証を行い、原因を特定する考えを示しました。

またJAXAは、これまでの調査結果から、今月13日に予定している新型ロケット「H3」の打ち上げには、一切影響しないとしています。

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