東京, 2月27日, /AJMEDIA/
「アニメ界のアカデミー賞」と呼ばれるアニー賞の発表が、日本時間の26日行われ、金沢市に拠点があるアニメスタジオが制作した「ONI～神々山のおなり」が作品賞などに選ばれました。受賞から一夜明け、金沢で、関係者が喜びを語りました。
アニー賞の発表と授賞式は、日本時間の26日午後ロサンゼルスで行われ、金沢市とアメリカに拠点があるアニメスタジオ「トンコハウス」が制作した「ONI～神々山のおなり」が、テレビ・メディア部門の作品賞とプロダクション・デザイン賞に選ばれました。
金沢の拠点は、かつて料亭として使われていた築150年の町家をスタジオに改修しています。
受賞から一夜明けて、トンコハウス・ジャパンの宮田人司共同代表が喜びを語りました。
宮田共同代表は、「受賞の瞬間は、大声をあげ涙を流し喜びました。一瞬、夢かと思いましたが、みんな真摯に好きなことをやり続けてきた結果が出て本当にうれしい。背景など作品全体のトーンに金沢の雰囲気が表現されているので注目して見てほしい」と話していました。
