アップルとグーグルのアプリストアで「放棄された」アプリは約3割–Pixalateレポート

東京, 5月16日, /AJMEDIA/

 Appleの「App Store」とGoogleの「Play Store」のアプリ150万件が2年以上更新されていないことが、新たなレポートで明らかになった。

 調査会社Pixalateのレポートによると、これらの「放棄された」アプリは、App StoreとPlay Storeを合わせたアプリ全体の約3分の1を占める。2年以上アップデートされていないアプリは、Googleのストアに約86万9000件、Appleのストアには約65万件存在する。定期的にアップデートされないアプリは、セキュリティや安全性の懸念をもたらす可能性があるとPixalateは指摘する。このようなアプリは、攻撃に対してより脆弱だ。AppleとGoogleはここ数カ月の間に、開発者に放棄されたアプリを取り締まるための新しいポリシーを導入している。

 GoogleのPlay Storeで、2年間アップデートされていないアプリは非表示になる。古いアプリに対するAppleのポリシーはより不明瞭だが、2年以上更新していなかったため、アプリが削除されることになったと少なくとも1人の開発者が述べている。

 2022年第1四半期末の時点で、両方のストアのアプリ130万件はここ6カ月でアップデートされている。ダウンロード件数が多いアプリほど、頻繁にアップデートされる傾向にあるようだ。ダウンロード件数が1億回以上のアプリの84%がこの6カ月の間にアップデートされているという。

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