【インタビュー】役所広司さん 最優秀男優賞に「夢のよう」

東京, 5月29日, /AJMEDIA/

役所広司さんは授賞式のあとNHKの取材に対し、1997年のカンヌ映画祭で、みずからが主演した映画「うなぎ」が最高賞のパルムドールを受賞したときのことに触れ、「映画祭の熱気と熱狂を見て映画の力を感じ頑張っていこうと誓ったのがカンヌ映画祭でした。それから時間がたちましたが、はじめて最優秀男優賞をもらったことは夢のようです」と喜びを表していました。

また、自身の演技のどのような点がヨーロッパの映画界に受け入れられたのかという質問に対して「僕が演じた平山という男は過去、地獄を見ていて、お客さんは平山に対し『新しい人生を頑張って』という気持ちで見てくれたのではないでしょうか」と述べました。

そして、今後の目標については「いままでどおり、日本映画で一つ一つ大切に自分の仕事をしていきたい。是枝さんらアジアの監督が高い評価を受けていて、アジア人どうしで力を合わせればアジアの映画が力強くなっていくと思います。そういうものに積極的に参加したい」と意気込みを語りました。

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