「自由な欧州に道」「平和の人」 欧州首脳ら追悼―ゴルバチョフ氏死去

東京, 8月31日, /AJMEDIA/

 ゴルバチョフ元ソ連大統領死去を受け、欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長は30日、「信頼、尊敬された指導者」であり、「自由な欧州への道を開いた」と追悼するメッセージをツイッターに投稿した。
 フランスのマクロン大統領もツイッターで、ゴルバチョフ氏を「平和の人」と表現。「欧州の平和への深い関与で歴史を変えた」とたたえた。
 ジョンソン英首相はツイッターで「冷戦を平和的に終結させる中で彼が示した勇気と誠実さに私はいつも敬服していた」と表明。「(ロシア大統領の)プーチンのウクライナ侵略の時にあって、ソ連社会の開放へのそのたゆまぬ献身は、今もなおわれわれ全員の模範だ」と書き込んだ。
 北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は31日、ツイッターで、ゴルバチョフ氏が「冷戦終結を後押しし、ロシアとNATOがパートナー関係を築く可能性を開いた」と投稿。「より良い世界への彼のビジョンは、模範であり続ける」と述べた。
 ドイツのショルツ首相は、ゴルバチョフ氏が東西ドイツ統一に果たした役割を称賛。同氏がトップだったことが東欧諸国の民主化運動に力をもたらしたと評した上で、「ロシアで民主主義が失敗した時に亡くなった」と嘆いた。(パリ、ブリュッセル、メセベルク=ドイツ=AFP時事)。

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