「反トランプ」象徴の現職敗退 米ワイオミング州共和予備選

東京, 8月17日, /AJMEDIA/

米西部ワイオミング州で16日、11月の中間選挙に向けた共和党予備選が行われ、「反トランプ派」筆頭格の現職リズ・チェイニー下院議員(56)が、トランプ氏の「刺客」候補ハリエット・ヘイグマン氏(59)に敗北する見通しとなった。複数の米メディアが伝えた。
 トランプ氏はスパイ防止法違反や機密文書持ち出しなどの容疑で連邦捜査局(FBI)の捜査を受けているが、共和党内での影響力を改めて示した形だ。
 チェイニー氏は、ブッシュ(子)政権の副大統領を務めたディック・チェイニー氏を父に持ち、ワイオミング州の選挙区選出の下院議員を3期務めた。昨年1月のトランプ氏支持者らによる連邦議会襲撃事件を受け、「反トランプ」に転向。事件を調査する下院特別委員会の副委員長として、トランプ氏の責任追及を主導した。

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