「動くな」警察官の声響く 倒れる女性、緊急放送も―声震わす近隣住民・長野発砲

東京, 5月26日, /AJMEDIA/

「動くな」「止まりなさい」。発砲現場周辺では、容疑者に制止を求める警察官の声が響き渡った。事件を目撃し、慌てて自宅に戻ったという近隣住民は「巻き込まれていたかもしれない」と恐怖に声を震わせた。
迷彩服、猟銃手に民家出入り 警官「下ろして」と説得―長野発砲

 近くに住む30代の女性会社員は午後4時45分ごろ、犬の散歩のため、自宅から数百メートル先の畑の方に歩いていたところ、パトカーが2台止まっているのを目撃した。別の住民からは「近寄ったら駄目だ」と引き返すように言われた。
 「動くな」「止まりなさい」。スピーカーのようなものを通じ、容疑者に制止を求める警察官の声が繰り返し周囲に響いていた。畑の上で、被害者とみられる女性があおむけに倒れているのも見えたという。
 「発砲事件があり、犯人逃走中」という市の放送が、周辺の住民に緊急事態を知らせていた。女性会社員は走って帰宅したといい、「いつもより早い時間帯に散歩に行っていたら、巻き込まれていたかもしれない。近くでこんなことが起こるなんて怖い」と語った。

Follow us on social

Facebook Twitter Youtube

Related Posts