「住民投票」非難決議案提出へ 安保理会合で米国連大使

東京, 9月28日, /AJMEDIA/

トーマスグリーンフィールド米国連大使は27日、ウクライナ東・南部4州で強行されたロシア編入を問う「住民投票」を非難し、ロシア軍の即時撤退を義務付ける決議案を近く国連安保理に提出すると表明した。この日開かれたウクライナ情勢をめぐる安保理緊急会合で明らかにした。
 トーマスグリーンフィールド氏は演説で「米国はロシアが奪おうとする、あるいは併合したとされるいかなる領土もウクライナの一部であるとしか認めない」と強調。ウクライナの主権と領土の一体性を支持することが国連憲章を守ることだとして「勇気を持とう」と決議案支持を訴えた。
 会合後、トーマスグリーンフィールド氏は報道陣に「週内、もしくは来週初めにも提出する」と説明。ただ、ロシアの拒否権発動で否決されるのは確実で、その場合は国連総会に場を移し「モスクワに明白なメッセージを送る」との意向を示した。

Follow us on social

Facebook Twitter Youtube

Related Posts