「世界文化賞」 日本の建築家ユニット「SANAA」など選ばれる

東京, 9月16日, /AJMEDIA/

世界の優れた芸術家に贈られる「世界文化賞」が15日、発表され、建築家ユニットとして活動する妹島和世さんと西沢立衛さんなど、6人が選ばれました。

「高松宮殿下記念世界文化賞」は、日本美術協会が絵画や音楽など5つの分野で世界的に活躍する優れた芸術家に毎年贈っているもので、15日、東京でことしの受賞者が発表されました。

このうち建築部門で、「金沢21世紀美術館」など斬新な建築物を手がけてきた建築家ユニット「SANAA(サナア)」の妹島和世さんと西沢立衛さんが選ばれました。

会見に出席した西沢さんは「大変すばらしく大きな賞を頂くことになり光栄です。建築は色々な人間が集まって集団で設計するので、チームの代表として頂いたと感じています」と受賞の喜びを述べました。

世界文化賞ではこのほか、
▽絵画部門はイタリアの美術家のジュリオ・パオリーニさん、
▽彫刻部門は中国出身の現代美術家で社会運動の活動家でもあるアイ・ウェイウェイさん、
▽音楽部門はポーランド出身のピアニストのクリスチャン・ツィメルマンさん、
▽演劇・映像部門はドイツの映画監督で写真家のヴィム・ヴェンダースさんが、
それぞれ選ばれました。

授賞式は、来月19日に東京で行われます。

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