「チームの一人としてうれしい」 帰国の坂元さん、是枝監督にメール

東京, 5月28日, /AJMEDIA/

【カンヌ時事】一足先に帰国した坂元裕二さんの名前が、授賞式の会場に響き渡った。カンヌ国際映画祭、コンペ部門で脚本賞。客席で見守っていた是枝裕和監督と出演者の安藤サクラさんは抱き合って喜び、坂元さんに代わって大きな拍手を浴びた。是枝監督には坂元さんから「チームの一人としてうれしい。感謝します」とメールが届いたという。
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 授賞式後の記者会見に代理で臨んだ是枝監督は、脚本賞について「本当に素晴らしい評価だ」とたたえた。取材に「いいバランスで脚本とのタッグが組めた」と振り返った。
 「怪物」は17日に公式上映され、坂元さんも出席。9分半にわたり、観客から拍手を浴びた感激を「胸が震えるような思い」と表現し、「できるだけうそのない物語、一人ひとりがちゃんと生きている物語を作ろうと心掛けた」と話していた。

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