「らくらくホン」民事再生 負債1200億円、端末修理停止

東京, 5月31日, /AJMEDIA/

富士通の携帯電話事業を引き継いだFCNT(神奈川県大和市)など3社は30日、東京地裁に民事再生法の適用を申請したと発表した。3社はNTTドコモのシニア世代向け「らくらくスマートフォン」などが人気を集めたが、半導体不足に伴う仕入れ価格の上昇により業績が悪化した。
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 帝国データバンクによると、負債総額は3社合算の負債額からグループ会社間の取引分を差し引いた計1193億円。
 FCNTは同日、携帯端末の修理やアフターサービスを停止した。再開するかどうかは、再建策について協議しているスポンサー候補の意向次第だと説明した。NTTドコモは「アフターサポート体制を整え、販売を継続する」と発表した。

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