東京, 2月1日, /AJMEDIA/
広島県呉市の神社では、大きな「お多福」の口の部分をくぐり抜けてこの一年の幸福を願う「お多福通り抜け」が行われています。
呉市の「高尾神社」では木の板で作られた高さ2.8メートルの「お多福」の顔が本殿の前に置かれています。
「お多福」の顔は口を大きく開けており、その口の部分をくぐり抜けると御利益があると言われています。
神社を訪れた人は、「お多福」の口をくぐったり、写真を撮ったりしていました。
また、「通り抜ける」ということから、今の時期は受験を控えた学生や受験生を抱えた家族なども合格祈願のために訪れています。
市内から訪れた女性は「家族の健康をお願いしました。毎年楽しみにしていて、お多福の口をくぐるとすがすがしい気持ちになります」と話していました。
高尾神社の梶山友美宮司は「コロナ禍で福を求めてお参りする人が増えました。お多福を通り抜けて皆さんにしっかり福を持ち帰ってほしいです」と話していました。
3日には節分祭が行われますが、新型コロナの感染対策で豆まきは行わず、神事と「福豆」の配布のみ行うということです。
「お多福通り抜け」は、5日まで行われます。