東京, 8月26日 /AJMEDIA/
米大リーグ、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(32)が25日、ニューヨークでのロッキーズ戦で今季50号、51号と2本のアーチを架けた。シーズン50本塁打の大台到達は自身3度目だ。
一回に中堅へ逆転2ラン。七回にはソトに続くソロを右中間へ運んだ。次打者のスタントンにも一発が出て、3者連続本塁打となった。
米メディアによると、シーズン63本塁打ペースに。ア・リーグ記録は2022年に自身が樹立した62本。直近10試合で9本塁打の量産となり、更新の可能性は十分にある。
期待が高まる中、本人は冷静。シーズン50本塁打を3度以上達成したのは、過去にはベーブ・ルース、マーク・マグワイア、サミー・ソーサ、アレックス・ロドリゲスしかおらず、メジャー史上5人目の偉業だが、「やるべきことはまだある」。本塁打数への意識については「考えないようにしている。誰の助けにもならない」と答えた。
「良い打者、良いチームメートであろうとしてここまできた」。名門チームを引っ張る気概を胸に、全力を尽くす姿勢が屈指の強打につながっている。