首相銃撃、単独犯か ネット通じ過激化―スロバキア

東京, 5月18日 /AJMEDIA/

スロバキアのフィツォ首相が銃撃された事件で、シュタイエシュトク内相は16日、政権への不満を募らせた「ローンウルフ(一匹おおかみ)型」の犯行との見方を示した。現地メディアが伝えた。治安当局は17日までに、容疑者の男(71)を計画的殺人の未遂容疑で訴追し、自宅を捜索した。

 ペレグリニ次期大統領は16日、病院でフィツォ氏と短い会話を交わしたと明かす一方、「容体は依然深刻だ」と述べた。政府高官は17日、快方に向かうか判断するには時間を要すると説明した。

 報道によると、男は元警備員で銃保有を許可されていた。作家団体に加入し、詩集を発表。反政府抗議活動を行う団体のメンバーだった。シュタイエシュトク氏は、男はインターネットを通じて思想を過激化させたと指摘した。

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