遺体を取り違え火葬 愛知県警、遺族に謝罪

東京, 4月12日, /AJMEDIA/

 愛知県警西枇杷島署が2月、遺族に引き渡す予定の男性の遺体を、身寄りのない遺体と取り違えて自治体側に引き渡し、火葬されていたことが12日、捜査関係者への取材で分かった。確認ミスとみられ、県警は事実関係を調査し関係者の処分を検討している。

 捜査関係者によると、男性の遺体は2月23日、同県清須市内の川で見つかった。事件性がないか死因などを調べた上で遺族に引き渡すまでの間、署の保管庫に安置していた。同月下旬、同時期に安置されていた引き取り人のいない遺体を市側で火葬する際、男性の遺体を誤って業者に引き渡したという。

 引き取り人のいない遺体がその後も保管庫に安置されたままになっていたことに署員が気付き、取り違えが発覚。県警は3月下旬、遺族に謝罪した。

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