東京, 8月7日 /AJMEDIA/
財務省が7日発表した4~6月期の為替介入実績によると、急速な円安に歯止めをかけるため政府・日銀は、4月29日に5兆9185億円の円買い・ドル売り介入を実施した。1日当たりの円買い・ドル売り介入としては過去最大規模。介入は実施直後に公表しない「覆面介入」の形で行われ、今回、実施日と1日当たりの規模が明らかになった。
政府・日銀は4月29日のほか、5月1日にも3兆8700億円の円買い・ドル売り介入を行った。覆面介入は、いつ介入が行われるか分からない疑心暗鬼に市場参加者を陥らせ、警戒感を高めるという狙いがある。