赤崎暁「タイム狙う」 池田耀平らと世界陸上代表争い―東京マラソン

東京, 2月28日, /AJMEDIA/

 9月に東京で行われる世界選手権の日本代表選考会を兼ねる東京マラソン(3月2日、都庁から東京駅前)の有力選手が28日、東京都内で記者会見した。男子でパリ五輪6位の赤崎暁(九電工)は「しっかりとタイムを狙いたい。最低ラインは自己ベスト(2時間7分32秒)。もっと上のタイムを狙っていけたら面白い」と高速レースへの対応に自信を示した。

 男子は今大会が世界選手権の最終選考会。現時点では、昨年12月の福岡国際を2時間5分16秒で制した吉田祐也(GMOインターネットグループ)、2月24日の大阪マラソンで2時間5分39秒を出した近藤亮太(三菱重工)らが代表の有力候補だ。赤崎は大幅な自己新でアピールできるか。

 赤崎と並んで日本勢の軸となるのが池田耀平(花王)だ。昨年9月のベルリンで日本歴代2位の2時間5分12秒をマーク。「タイムにとらわれずに走りたい。競い合っていく中で、結果として(代表権が)付いてきてくれれば」と静かに闘志を燃やす。2時間5分台の自己記録を持つ山下一貴、2018年アジア大会覇者の井上大仁(ともに三菱重工)も日本勢トップをうかがう。

 女子は昨年のベルリンで2時間20分31秒の自己ベストを出した細田あい(エディオン)、昨年の名古屋ウィメンズを2時間21分18秒の自己新で制した安藤友香(しまむら)が日本勢の中心となる。細田は「目標は『自分を破る』。自己記録更新を目指して頑張りたい」と語った。

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