語学アプリ「Duolingo」、次の一手は「チェス」–その理由は?

東京, 4月22日, /AJMEDIA/

 「Hola, ajedrez」はスペイン語で「こんにちは、チェス」という意味だ。語学アプリのDuolingoではスペイン語などの言語を学べるが、まもなくチェスも学び、実践できるようになる。Duolingoは米国時間4月22日、この数百年の歴史を持つボードゲームを練習できる機能をベータテスターに公開し、数カ月後には他のユーザーにも展開すると発表した。

Duolingoのチェスレッスンは初心者に優しい
 筆者は近く公開予定のレッスンについてDuolingoの担当者に話を聞いた。同社はアプリを通じて学べる分野を広げ続けたいと考えており、チェスは早い段階から候補に挙がっていたという。

 「チェスは年齢を問わず誰でも学べる一方で、極めるには1万時間が必要という法則にも当てはまる」と同社シニアプロダクトマネージャーのEdwin Bodge氏は語った。「これはDuolingoという媒体と非常に相性が良いと思った」

 他のチェス学習サイトやツールではなくDuolingoを人々が使うであろう理由を尋ねると、Bodge氏は「他の多くのチェスコンテンツは上級者向けで、初心者を対象としていない」と説明した。

 「われわれは初心者や中級者に向けて間口を広げる絶好の機会だと考えた」と同氏は続けた。

 チェスのレッスンはスペイン語や数学など既存のレッスンと少し異なるが、進行する仕組みは似ている。Duolingoが見せてくれたデモでは、本当に一から、「a1」のマスからスタートする。

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