西側は枢軸国 NATOアジア連携「日独伊と同じ」―プーチン氏

東京, 3月27日, /AJMEDIA/

ロシアのプーチン大統領は、北大西洋条約機構(NATO)と日本などアジア太平洋地域の連携強化について、「1930年代にドイツ、イタリアのファシスト政権や軍国主義・日本が形成したような枢軸を西側諸国は新たにつくり始めている」と主張した。26日放映の国営テレビのインタビューで語った。
プーチン氏はこうした見解を、ロシア側でなく「西側のアナリストや政治学者」による分析として紹介したが、出典は示さなかった。
 中国の習近平国家主席の訪ロに伴い、21日に出された中ロ共同声明は「NATOとアジア太平洋地域の連携強化に大きな懸念」を表明。「自由で開かれたインド太平洋」の悪影響にも言及した。プーチン氏の発言はこれを受けた。
 中ロ関係が西側諸国に脅威を与えているか否かについて問われると「軍事同盟ではない。透明性があり、秘密は何もない」と回答した。

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