藤井聡太八冠に愛知県民栄誉賞 将棋界 史上初八大タイトル独占

東京, 12月01日, /AJMEDIA/

将棋界で史上初の八大タイトル独占を達成した藤井聡太八冠が、地元の愛知県から県民栄誉賞を贈られました。

愛知県瀬戸市在住の藤井八冠は10月に行われた「王座戦」を制して、将棋界で史上初となる八大タイトル独占を達成しました。

この偉業を受けて30日、愛知県公館で表彰式が行われ、藤井八冠は大村知事から表彰状と、記念品として県の伝統工芸品に指定されている
▽「尾張七宝(おわりしっぽう)」の「彩釉七宝杜若文硯箱(さいゆうしっぽうかきつばたもんすずりばこ)」と
▽愛知県新城市の「鳳来寺硯(ほうらいじすずり)」が贈られました。

藤井八冠はお礼の品として、「大志」と書いた直筆の色紙を大村知事に手渡しました。

このあとの歓談では、大村知事が「3年余りで8冠すべてのタイトルを制覇という輝かしい成果を収めてすばらしい」などと話しかけると、藤井八冠は「地元の皆様にあたたかい応援をいただいて本当に励みになっている。これからも喜んでいただけるような活躍ができるよう精進していきたい」と答えていました。

また、「瀬戸の自宅には帰るのか」などと尋ねられると、藤井八冠は「ふだんは自宅で取り組むことが多い。いちばんは環境が整っていることもあり、集中して取り組める」と答えていました。

愛知県民栄誉賞はこれまで
▽元フィギュアスケート選手の浅田真央さんと
▽元プロ野球選手・監督の星野仙一さん、
▽元レスリング選手の吉田沙保里さんに贈られていて、藤井八冠で4人目です。

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