東京, 10月1日, /AJMEDIA/
9月30日、将棋の八大タイトルの1つ、「王座戦」五番勝負を制してタイトルを防衛した藤井聡太七冠(22)が一夜明けて記者会見し、「充実したシリーズだった」と振り返るとともに今月開幕する次のタイトル戦、「竜王戦」に向けての意気込みを語りました。
藤井七冠は、9月30日に京都市で行われた「王座戦」五番勝負の第3局で永瀬拓矢九段(32)に勝って、3連勝で「王座」のタイトルを初めて防衛しました。
一夜明けて記者会見した藤井七冠は「きのうの対局は最終盤も苦しい形勢だったので、防衛という実感がまだわかないところもあります。今回の王座戦は難しい将棋が多く、充実したシリーズだったと感じているので、この経験を生かしていきたい」と振り返りました。
藤井七冠は「今年度は今までよりいろいろな戦型を指してみたところがあって、思わしくない結果もありましたが対局の内容としてはいい経験が積めているのかなと感じています。竜王戦も開幕することになるので、そちらでよい内容の将棋を指していきたい」と今後の意気込みを語りました。
藤井七冠の次のタイトル戦は、今月5日に東京で開幕する「竜王戦」七番勝負で、佐々木勇気八段(30)の挑戦を受けます。