苦しんでまずは結果 宇佐美、技あり先制弾―Jリーグ・G大阪

東京, 4月29日, /AJMEDIA/

 明るい兆しが見えた。G大阪の宇佐美が2得点に絡む活躍。好調の京都から白星を奪い「久々にスカッとするプレーはできた」。勝利に沸くサポーターは主役のチャント(応援歌)を響かせた。

 主導権を握るのには、十分な2点だった。いずれも速攻から。開始直後、サイドのヒュメットに向かって、エリア内で大きく手を広げてボールを呼んだ。球足の速いクロスに直接合わせ、自身ホームでの今季初得点。難なく合わせる技術力が光り、「振らなくていいなと思った。枠にだけ入れられるように」。すぐさまヒュメットを生かすアシストも。新外国人の初ゴールを演出した。

 調子が上がらない主将と重なるように、チームも低空飛行。けがも続き、ピッチにすら立てない試合も多かった。「なかなか自分自身のギアが上がっていかなかった」と認める。昨季からの上積みに自信があったからこそ、歯がゆかった。

 防戦一方の内容に満足はしていない。「後半のような試合をしていると、勝ちからは遠ざかる」。波があるチームに求められるのは継続。先頭に立ち、厳しく追い求める。

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