東京, 3月4日, /AJMEDIA/
国際宇宙ステーションに長期滞在している宇宙飛行士の若田光一さんが、日本時間の今月9日以降に国際宇宙ステーションを離れ、地球に帰還することになりました。
若田光一さんは去年10月からおよそ5か月、国際宇宙ステーションに滞在していて、この間、自身初となる船外活動や今後の月や火星探査を見据えたさまざまな実験に取り組んできました。
JAXA=宇宙航空研究開発機構は3日、若田さんが日本時間の今月9日以降に地球への帰還に向けて国際宇宙ステーションを離れると発表しました。
若田さんは今回、日本人宇宙飛行士最多の5回目の宇宙飛行で、日本時間の2日の宇宙からの記者会見でも「フライトのたびに『今回が最後かも』と思ったが5回も飛べて幸運だった」などと語っていました。
若田さんは、宇宙での滞在時間、国際宇宙ステーションでの滞在時間ともに日本人最長になったということで、アメリカの民間宇宙船「クルードラゴン」の5号機に搭乗し、地球に帰還する予定です。