自民 岸田首相ら安倍派幹部4人に行った聴取結果 国会で報告

東京, 04月06日 /AJMEDIA/

派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で、自民党は、先に岸田総理大臣らが安倍派幹部4人に行った聴取の結果を国会で報告しました。

「誰がキックバックの継続を主導し、どのような議論で継続が決まったかは明らかにならなかった」などとしていて、野党側は責任の所在などの説明が不十分だとしてさらに詳しい内容を示すよう求めました。

自民党が参議院予算委員会の理事懇談会に提出した書面によりますと、岸田総理大臣らは先月、安倍派のキックバックの扱いを協議した塩谷元文部科学大臣、下村元政務調査会長、西村前経済産業大臣、世耕元経済産業大臣の4人に聴取を行ったとしています。

そして、おととし8月に4人が出席する幹部会合が開かれ、キックバックの扱いが話し合われたものの明確な結論は出ず、この日の会合ではキックバックをやめる方針が変わらなかったというのが出席者の認識だとしています。

さらに、誰がキックバックの継続を主導し、どのような議論で継続が決まったかは明らかにならなかったものの、中止されなかったことは事実だとしています。

これに対し野党側は、キックバックが継続した責任の所在などの説明が不十分だとして、さらに詳しい内容と、岸田総理大臣が森元総理大臣に行った聴き取りの結果などを示すよう求めました。

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