自公党首、合意文書署名へ 東京での選挙協力復活

東京, 9月5日, /AJMEDIA/

 岸田文雄首相(自民党総裁)と公明党の山口那津男代表は4日午後2時から、次期衆院選の対応を巡り国会内で会談する。破綻状態にあった東京での選挙協力復活に向けた合意文書に署名する。両党が同日発表した。
東京の協力復活「首相が申し出」 公明・山口代表

 合意文書では、自民が東京29区の公明候補を推薦し、公明が残る選挙区の自民候補を原則推薦。さらに、次々回の衆院選で公明の東京での2議席獲得を両党の共通目標に据える。
 公明は5月、衆院小選挙区の「10増10減」に伴う候補者調整のもつれから、自民に東京での協力解消を通告。この際に「自公の信頼関係は地に落ちた」とまで言い切った。
 ただ、山口氏によると、首相が8月9日の党首会談で事態打開を要請。両党首は24日に協力復活で大筋合意し、31日に合意文書の内容を固めた。

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