緑の党出身の現職再選 極右候補に大差―オーストリア大統領選

東京, 10月10日, /AJMEDIA/

オーストリアで9日、有権者の直接投票による大統領選が行われた。地元メディアが報じた出口調査によると、元緑の党党首で親欧州連合(EU)の現職アレクサンダー・ファンデアベレン大統領(78)が過半数の得票を確保し、再選を確実にした。
 出口調査によれば、ファンデアベレン氏の得票率は56%の見込み。50%を上回る候補がいない場合に行われる決選投票を回避できる見通しとなった。
 2016年の前回選挙では、ファンデアベレン氏は難民への反感を背景に勢力を伸ばした極右・自由党の候補と接戦を繰り広げた。しかし今回は、2位の自由党候補の予想得票率は18%と大差がついた。

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