米 去年10~12月GDP伸び率 年率換算で+3.3% 6期連続プラス

東京, 01月26 /AJMEDIA/

アメリカの去年10月から12月までのGDP=国内総生産が25日に発表され、前の3か月と比べた伸び率は年率に換算してプラス3.3%となりました。6期連続のプラス成長でアメリカ経済の堅調さが示されました。

アメリカ商務省は25日、去年10月から12月までのGDPの速報値を発表しました。

前の3か月と比べた実質の伸び率は、年率に換算してプラス3.3%でした。

プラス成長は6期連続です。

2%程度を見込んでいた市場予想を大きく上回りました。

内訳をみると、政府支出が3.3%、GDPのおよそ7割を占める個人消費は去年の年末商戦が好調だったことなどから2.8%増加しました。

また、去年1年間のGDPの伸び率はプラス2.5%で、前の年の1.9%から加速しました。

FRB=連邦準備制度理事会はおととしから利上げを連続して行い、政策金利はおよそ23年ぶりの高い水準となっていますが底堅い経済成長が続いています。

市場では、FRBが早ければことし3月の会合で利下げを始めるという観測も出ていますがアメリカ経済の堅調さが続けば利下げの開始はずれ込むという見方も出ています。

景気を下支えしてきた個人消費など今後の経済動向が焦点となりそうです。

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