東京, 2月4日, /AJMEDIA/
【オーランド(米フロリダ州)時事】米女子ゴルフでツアー本格参戦1年目の竹田麗央が開幕戦で堂々のプレーを披露した。過去2シーズンのツアー優勝者のみが出場した大会で8位。いきなりトップ10に入り、「自分のゴルフを毎週出し切れば、しっかりスコアもついてくる」と手応えをにじませた。
昨年、日米両ツアー共催のTOTOジャパン・クラシックを制して切符をつかんだ憧れの舞台。4日間ともアンダーパーで回り、まずは日本ツアー年間女王の実力を存分に発揮した。伸び盛りの21歳は、「すごく新鮮」と初々しく目を輝かせる。
昨季日本ツアーでトップだったドライビングディスタンスは今後も支えになりそうで、「距離はそんなに苦労なく回れている」。課題はグリーン周りのショートゲーム。バーディーやパーセーブにつながる好ショットも出たが、「もっと練習して自信を付けられれば」と向上を誓う。
開幕戦は優勝を狙える位置で迎えた週末に順位を下げ、「しっかり(バーディーを)取っていける選手じゃないと上に行けない」とも。日本でしのぎを削ったライバルたちも出場する次戦に向けて気を引き締めた。