砲丸投げの奥村、地元で日本新 福井陸上

東京, 8月30日 /AJMEDIA/

 福井県出身の奥村が、6年ぶりに男子砲丸投げの日本記録を塗り替えた。安定して18メートル台を出し、優勝を決めて迎えた最終6投目。「思い切り投げる」と無心で放った砲丸は、日本勢として初めて19メートルのラインを越え、右腕を突き上げた。「地元の福井で投げられて、とてもうれしい」と声を弾ませた。

 身長190センチ、体重150キロの巨体を誇り、日本選手権で連覇を果たした24歳。今季はいろいろな海外選手の投てきの細部を研究し、右足の使い方を微修正してきた。「19メートルを投げられたが、まだ1本。安定させたい」。気を引き締め、来年のアジア選手権出場を目標に掲げた。

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