温室効果ガス 世界の平均濃度 過去最高を更新 WMOの解析

東京, 11月16日, /AJMEDIA/

二酸化炭素など地球温暖化の原因となる温室効果ガスの世界の平均濃度が去年、過去最高を更新したことがWMO=世界気象機関の解析で分かりました。

WMOは、大気中に含まれる主な温室効果ガスの濃度について、毎年、世界各地の観測データを収集・解析していて、去年の結果が15日公表されました。

それによりますと、二酸化炭素の濃度は100万分の1の単位で417.9ppmと前の年より2.2ppm増加し、解析を始めた1984年以降38年連続で過去最高を更新しました。

また、
▽メタンは10億分の1の単位で1923ppbと前の年から16ppb増えたほか、
▽一酸化二窒素は前の年より1.4ppb多い335.8ppbで、いずれもこれまでで最も高くなりました。

この10年の平均の増加量と比べると、
▽二酸化炭素は0.26ppm下回った一方、
▽メタンは5.8ppb、一酸化二窒素は0.35ppb、それぞれ上回りました。

二酸化炭素の増加量がこの10年の平均を下回った原因について解析を担当した気象庁は、去年は熱帯の気温が低かったため有機物を分解する微生物の活動が低調だったことが考えられるとしています。

気象庁は、「豪雨などの災害の背景には地球温暖化があるため、一層温室効果ガスを削減する努力が必要だ」と話しています。

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