海自「海将」に初めて女性を昇任 「地方総監」に起用へ 防衛省

東京, 12月15日, /AJMEDIA/

防衛省は、海上自衛隊で階級が最も高い「海将」に初めて女性を昇任させ、日本周辺の防衛警備にあたる「地方隊」のトップの「地方総監」に起用する人事を決めました。

海上自衛隊は、日本周辺の防衛警備や災害派遣を担う地方隊を全国の5か所に配置し、護衛艦などによる警戒・監視を行っています。

防衛省はこのうち、青森県むつ市に司令部を置き、津軽海峡や北海道周辺の海域を担当する大湊地方隊トップの地方総監に、海上自衛隊幹部候補生学校長の近藤奈津枝海将補を起用する人事を決めました。

地方総監は海上自衛隊で階級が最も高い海将が就くポストで、今回、近藤海将補を海将に昇任させます。

自衛隊が69年前の1954年に発足してから女性が海将に昇任するのは陸将と空将も含めて初めてで、地方総監に起用されるのも初めてです。

この人事は今月22日に行われます。

アメリカ軍では女性が高い階級に昇任 重要ポスト担う
アメリカ軍では1990年代から女性が高い階級に昇任し重要なポストを担っています。

自衛隊で階級が最も高い「陸将」「海将」「空将」は、アメリカ軍では2番目に階級が高い「中将」にあたります。

アメリカ軍のホームページによりますと、女性が初めて「中将」に昇任したのは1996年で、最も階級が高い「大将」に昇任したのは2008年です。

また、先月にはアメリカ海軍の制服組トップの作戦部長に女性が初めて就任しています。

作戦部長は海上自衛隊トップの海上幕僚長に相当します。

防衛省は女性の活躍を推進するための計画を策定していて、3佐以上の幹部に占める女性の割合を再来年度までに5%以上に引きあげるとしています。

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