東京, 11月10日, /AJMEDIA/
サッカー天皇杯の試合での浦和レッズのサポーターによる暴力行為をめぐる問題で、日本サッカー協会は、無期限の入場禁止など新たに24人のサポーターの処分を発表しました。
ことし8月、名古屋市で行われた天皇杯4回戦の名古屋グランパスと浦和レッズの試合では、試合後に、レッズのサポーターが相手チームのサポーターや警備運営のスタッフに暴力をふるったり、相手チームの横断幕やスタジアム内の設置物を損壊したりするなどの行為がありました。
日本サッカー協会は、これまでにレッズのサポーター21人を無期限の入場禁止にするなど合わせて28人を処分していますが、今回新たに個人が特定された24人について、1人を無期限の入場禁止、21人を10試合の入場禁止、2人を1試合の入場禁止にしたと発表しました。
一連の違反行為で日本協会が処分したサポーターは合わせて52人となりました。
協会によりますと、入場禁止は協会が主催する試合のほか、JリーグやWEリーグなども対象で、処分を受けるサポーターは、今後の調査によってさらに増える可能性があるとしています。
この問題をめぐって協会は、レッズに対しても暴力行為を防止できなかったなどとして来年度の天皇杯の参加資格の剥奪と、けん責の処分を出しています。