東京, 3月7日, /AJMEDIA/
財務省は7日、2024年に全国の税関で偽ブランド品などの知的財産侵害物品の輸入を差し止めた件数は前年比4.3%増の3万3019件だったと発表した。14年以来、10年ぶりに過去最多を更新した。
22年10月施行の改正関税法で、個人使用を目的とした模倣品も摘発対象となったことが増加につながったとみられる。
品目別では衣類が最も多く、バッグ類と合わせると半数を占めた。同省が報道陣に公開した中には、化粧水や浄水器用カートリッジのほか、本を装った箱に隠された高級腕時計の模倣品があった。