東京, 8月29日, /AJMEDIA/
東京電力ホールディングス(HD)は29日、電力小売り子会社の東京電力エナジーパートナー(EP)が6月末時点で約67億円の債務超過に陥ったと発表した。液化天然ガス(LNG)など資源価格の高騰を受け、電力調達コストが膨らみ、逆ざや状態で電力を供給し続けたことが響いた。
電力スポット市場である日本卸電力取引所(JEPX)は、取引会員に純資産額を最低1000万円に保つよう規定。東電EPの債務超過が続けば取引ができなくなるため、持ち株会社の東電HDは増資する方向で検討する。