東部でロシアの攻撃、17人死亡 ウクライナ軍は南進継続

東京, 9月7日, /AJMEDIA/

【ミュンヘン時事】ウクライナのゼレンスキー大統領は6日、通信アプリへの投稿で、前線に近い東部ドネツク州コンスタンチノフカでロシアの攻撃があり、市場や薬局などが被害を受けたと明らかにした。クリメンコ内相によると、少なくとも17人が死亡、32人が負傷した。ミサイル攻撃との情報もある。
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 また、穀物輸出の中心地、南部オデッサ州のキペル知事によれば、5日夜から6日未明にかけドナウ川河口に近い港湾都市のイズマイルが約3時間にわたりロシア軍のドローン攻撃を受け、農業関連企業の従業員1人が死亡した。地元メディアが伝えた。穀物輸出合意を停止させ、ウクライナ経済に打撃を与えたいロシアは、ドナウ川の輸出ルートに執拗(しつよう)な攻撃を続けている。
 ウクライナ空軍は、6日未明にロシア軍による短距離弾道ミサイル「イスカンデル」やドローンによる攻撃が計33発あったと発表。うち23発を撃墜したと主張した。
 一方、米シンクタンク戦争研究所は5日、同日公開された位置情報付きの映像から、ウクライナ軍が、ロシアから解放した南部ザポロジエ州ロボティネの南部と東部方面に前進したとの見方を示した。ロボティネ周辺で、地雷原など強固なロシア軍の防衛線の突破を試みている。

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