東京, 11月17日, /AJMEDIA/
アメリカを訪れている岸田総理大臣は韓国のユン・ソンニョル大統領と会談し、北朝鮮の核・ミサイル開発に対して、日韓両国と、アメリカを含む日米韓3か国が緊密に連携していくことを確認しました。
ことし7回目となる日韓首脳会談はサンフランシスコのホテルで、日本時間の午前4時ごろからおよそ30分間行われました。
冒頭、ユン大統領が「首脳間をはじめ、各界の各レベルで交流が活性化となり、両国間の協力が深まっている。これからもさまざまな分野で緊密に意思疎通を図っていくことができるよう、岸田総理大臣とともに努力していきたい」と述べました。
これに対し岸田総理大臣は「世界情勢が目まぐるしく動いている中、イスラエルからの自国民の出国に際して、日韓の緊密な協力が行われたことは大変心強い動きだった」と述べました。
会談で両首脳は北朝鮮の核・ミサイル開発に対して、日韓両国と、アメリカを含む日米韓3か国が緊密に連携していくことを確認しました。
また、中東やウクライナ情勢への対応のほか自由で開かれた国際秩序の維持・強化などさまざまな面で緊密に意思疎通を図ることで一致しました。
両首脳は、日本時間の18日、そろってサンフランシスコにあるスタンフォード大学を訪問し、先端技術をテーマにした討論会に参加する予定です。