日米交渉、進展に期待 2回目の関税協議―経済同友会・新浪氏

東京, 4月29日, /AJMEDIA/

 経済同友会の新浪剛史代表幹事は28日の記者会見で、日米両国の担当閣僚による2回目の関税交渉について「トランプ大統領は金融市場に(交渉を)まとめることを迫られている」と述べ、協議の進展に期待を示した。交渉材料に関しては、液化天然ガス(LNG)開発での協力やコメの輸入拡大、自動車規制の緩和などが日本側のカードになり得ると分析した。

 交渉の行方について、新浪氏は「覚書がまとまることは期待できる」と表明。その上で、「自動車関税をどうするかが赤沢亮正経済再生担当相の最も重視する課題だ」と述べ、自動車分野に注目する考えを改めて示した。

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