日カンボジア首脳が会談 岸田氏「民主的発展を後押し」

東京, 9月8日, /AJMEDIA/

【ジャカルタ時事】岸田文雄首相は7日、訪問先のインドネシアで、カンボジアのフン・マネット首相と会談した。先月就任した同氏との会談は初めてで、法の支配に基づく国際秩序の維持に向け「連携したい」と伝えた。
岸田首相、中国の全面禁輸批判 東アジアサミット

 岸田氏は、海上自衛隊の訪問などを通じ安全保障協力の強化を図る意向も強調。「国民が多様な意見を表明し得る環境が重要だ。カンボジアの民主的発展を後押しする」と語った。
 岸田氏はインドネシアのジョコ大統領とも会談。ジョコ氏は、東京電力福島第1原発の処理水海洋放出に理解を示した。両首脳は両国関係を「包括的・戦略的パートナーシップ」に引き上げるとした共同声明を出した。
 岸田氏はラオスのソンサイ首相との立ち話でも、処理水放出に関する日本の立場を説明。南太平洋の島国クック諸島のブラウン首相とも短時間会話し、ブラウン氏は放出について「日本の取り組みを支持する」と語った。

Follow us on social

Facebook Twitter Youtube

Related Posts