新濱、強敵破り「自信」 静まり返ったアウェー会場―W杯スケート

東京, 2月3日, /AJMEDIA/

新濱が同組で滑走したストルツとの接戦を制すと、今季W杯で無敗を誇っていた20歳の地元の会場は静まり返った。「完全なアウェーの中で、自分の滑りをどこまでできるかに集中しようと思った。同走で勝てて自信になる」。強敵に競り勝った手応えを言い表した。

新濱、ストルツ破り優勝 女子団体追い抜きは2位―W杯スケート

 昨年3月に腰椎骨折の大けがをして、医師からは「選手生命も危ない状態」と説明を受けた。約1カ月はほとんど寝たきりの生活。「もどかしくて、悔しい気持ちだった」と振り返る。

 それでも、スケートを続けられることを前向きに捉えた。昨年5月には、2022年北京五輪のカーリング女子で銀メダルを獲得したロコ・ソラーレの吉田夕梨花との結婚を発表した新濱。「妻の頑張りを自分の励みにした」。身近な存在を力に厳しい時期を乗り越え、会心の結果を手にした。(ミルウォーキー時事)

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