東京, 9月14日 /AJMEDIA/
NTTドコモなど携帯電話大手4社は13日夜、米アップルの新型スマートフォン「iPhone(アイフォーン)16」の予約受け付けを開始した。端末価格は高止まりしているが、将来の端末回収を条件とする特典や割引を駆使して負担を抑え、買い替えを促す。新機種は20日に発売される。
標準機種「16」や上位機種「16プロ」など4種類の予約を受け付け。いずれも独自の生成AI(人工知能)を搭載している。アップルの直販価格は「16」(記憶容量128ギガバイト)の基本モデルで12万4800円。前年の「15」の発売当時と同じ水準に据え置いた。
NTTドコモは機種変更の場合、ポイントがたまりやすい料金プランの契約者を優遇。約2年後の端末返却などで基本モデルの負担額を4万円台半ばとした。ソフトバンクの直営店は約1年後の返却などにより、毎月の端末保証パックを含めた支払総額が3万円台後半になる。
KDDIは「auオンラインショップ」で、11月下旬までの期間限定割引を実施。楽天モバイルはポイント還元を実施し、一括での購入価格の安さもPRする。