政府 日英間で外務・防衛の閣僚協議開催の方向で調整

東京, 11月01日, /AJMEDIA/

政府は来週、イギリスとの間で外務・防衛の閣僚協議を開催する方向で調整していて、自衛隊とイギリス軍による共同訓練や次期戦闘機の共同開発などを通じて、防衛協力を強化していくことを確認したい考えです。

政府関係者によりますと、来週、東京でG7=主要7か国の外相会合が開催されるのに合わせて、日本とイギリスの外務・防衛の閣僚協議、いわゆる2プラス2を開催する方向で調整していて、日本側から上川外務大臣と木原防衛大臣、イギリス側からクレバリー外相とシャップス国防相が出席する予定です。

この中では、自衛隊とイギリス軍が共同訓練を行う際などの対応をあらかじめ取り決める「円滑化協定」が今月発効したことや、イタリアを含めた3か国で共同開発している次期戦闘機について意見を交わし、防衛協力を強化していくことを確認したい考えです。

また、緊迫するイスラエル・パレスチナ情勢やウクライナ情勢などをめぐっても意見を交わすものと見られます。

こうした外務・防衛の閣僚協議は、オーストラリアとの間でも今月開催を予定していましたが、イスラエル・パレスチナ情勢を受けて延期になった経緯もあり、政府は開催に向けた調整をぎりぎりまで続けることにしています。

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