悲願達成へ、いよいよ船出 主将牧は姿勢でリード―プロ野球・DeNA

東京, 2月1日, /AJMEDIA/

 日本一チームのキャンプ初日。練習後の宿舎周辺に、DeNAの祝賀パレード開始を告げる花火が上がった。三浦監督や主将の牧らが車に分乗して行進。人垣の列をつくったファンの熱い視線は、27年ぶりのリーグ制覇への期待もこもる。

 昨季のレギュラーシーズンでは優勝争いに絡めず3位にとどまり、下克上でポストシーズンを勝ち抜いた。チーム防御率はリーグ5位、守備率は両リーグ通じてワースト。その反省を踏まえ、改善策をシーズン前のトレーニングにどう落とし込むかが重要になる。

 牧は早速、周囲が打撃練習に励んでいる間に、課題にしている捕球動作の確認に努めた。「チームで一番下手なんで、そこはやっていかないと」。全体の守備力向上は三浦監督が今キャンプで掲げる大きなテーマ。チームリーダーはそれを姿勢で示していくつもりだ。

 この日のパレードが、日本シリーズ制覇を祝う一連の行事の区切りにもなった。締めくくりに、牧はファンの前で言った。「今度はリーグ優勝をして日本一になり、またここに戻ってきたい」。新たな船出に、力強く誓った。 

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