東京, 11月26日, /AJMEDIA/
悪質なホストクラブを利用した女性が後から高額な料金を請求されるケースが相次いでいることを受けて、立憲民主党は、国や自治体に相談体制の整備などを求める法案の骨子をまとめました。
悪質なホストクラブでは、客の飲食代金を店やホストが立て替えて後から「売掛金」として請求し、利用した女性が返済のため風俗店で働かされたり売春を迫られたりするケースが相次いでいます。
立憲民主党は、当事者などから聴き取りを進め、被害の防止に向けて法案の骨子をまとめました。
骨子では▼国が悪質なホストクラブによる被害の実態などを調査することや▼国や地方自治体が高額な請求で生活に支障が出ている人やその家族からの相談体制を整備することなどを求めています。そして▼法律の施行後1年をメドに被害の状況などを踏まえ必要な場合はさらなる措置を講じるとしています。
立憲民主党は今の国会に法案を提出し、成立を目指して各党に協力を呼びかけることにしています。