強さ見せた藤枝順心 「絶対王者」の誇り―高校女子サッカー

東京, 1月12日, /AJMEDIA/

 藤枝順心は掲げてきた「絶対王者」の力を見せつけた。決勝で5―0。史上初の3連覇を大勝で成し遂げた。

 前半4分。高い位置を取る相手サイドバックの裏を突き、藤原が先制点を奪った。8分後にはCKから柘植が追加点。キッカーを務めた藤原は「(決勝までに)相手がCKを直接決められたシーンがあったので、それをイメージした」。早々に流れをつかんだ。

 守備では柘植と永田の両センターバックが前に出て、急所になりそうなスペースをカバー。ゴール前では複数人で体を投げ出し、シュートを止めた。全6試合を無失点で終え、柘植は「最後まで諦めない守備をできた」と誇った。

 県大会の決勝で常葉大橘に苦杯を喫し、静岡の第2代表となった後、3連覇に向け、それぞれが貢献できることを挙げて共有。チームの意思統一に努めた。主将の植本は「今まで味わったことのない優勝。最高でしかない」。高校の3年間を締めくくり、感慨に浸った。

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