東京, 11月25日, /AJMEDIA/
兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラ疑惑などを調べている兵庫県議会の調査特別委員会(百条委員会)は25日、目指していた年内の報告書取りまとめが困難になったと明らかにした。斎藤知事の失職に伴う知事選が行われた影響で、審議が想定通りに進んでいないという。
奥谷謙一委員長は記者会見で、取りまとめの時期について「『年度いっぱいには』との声も出ているが、次の委員会で決めたい」と述べるにとどめた。
25日に開催された百条委では、一連の疑惑の経緯などを確かめるため、県職員ら3人に対する証人尋問を行った。斎藤氏にも出頭を要請したが、東京都内で開かれた全国知事会議に臨むため欠席となった。